I 公認心理師

心理士になろうと思ったきっかけ

「自分が理解できる人」を目指して

心理学の勉強きっかけは、19歳の時の自分・・ですね。

希望して入った大学ではなかったし、親の価値観とずれていたことや、大学生活に生きがいを見いだせず一時は自殺をも考えるくらいに辛かったです。
その時に、自分を理解してくれる人がいなかったことが一番つらかったでの「自分が理解できる人」になりたいと思いました。

理解できる人になる、方法としては、心理学を学ぶことだと考えたが、いかんせん通っていた学部は心理学とは違っていました。
しかし、どうにか大学を卒業して、介護職に就職をしたが、やはり、心理学を勉強したい強い思いがあり、
退職して臨床心理士になるべく大学院に進学しました。

臨床心理士の資格を取得するまで、学校の相談院や別の医療機関に勤務をしながら経験を積み、臨床心理士の資格が取れたので、こちらを受験して合格をいただきました。それからずっと勤務をしています。

ゆうメンタルクリニックでの仕事

やりがいは、患者様が元気になっていくこと

患者さんが多くおいでになるので仕事は大変です。
また、心理士の一般的な業界の給与水準は低く、当院は医療系の心理士の中では良いほうだと思うが、経済的なものを求めるならば別の職業が良いと思います。
仕事は大変だし給料も高くないのですが、やりがいがあります。
そのやりがいとは、患者さんが治っていくのを目の当たりにできます。

患者さんがおいでになった、2週間前と比較して、待合に座っている様子から、またお話しを伺ってから明らかな改善が認められたら嬉しいですね。

またこちらの院の特徴として、ドクターからの心理療法の押しつけがない。これがこちらの院の仕事にやりがいを感じる最大のポイントです。
自分で患者さんを観察して、自分でどのようにもっていったら良いかを考えて心理療法を行っていくことができます。

自分のことに自信の持てる人が増やせるように

患者さん自らの力で元気にその結果、たたずまいから、返答のしかた、発想まで良くなられているのを感じた時に心から良かったなと思います。

患者さんから「お蔭さまで良くなりました」と言われることにつてはあまり感動はしません。

こちらの働きかけでそうなったのではなく、患者さん自らの力で元気になられた、患者さんがご自分に自信をもたれたんだなと感じられたところを到達点としています。

自分のことに自信の持てる人が増やせたらいいですね。

19歳の頃の自分にも、自信を持たせることができる人がいたら良かったかもしれませんね。
自分と患者さんは重ねないように訓練されてますけどもね。