高市先生:実践的なマニュアルで高いサービスの標準化

倍増する患者に応えるための診療体制

ゆうメンタルクリニックグループは、患者さまが早期治療に踏み出していただけるよう心理的・物理的に「受診までのハードル」を下げる努力を行っています。

患者数は設立当初と比較すると約34倍に増加し、それに比例して運営するクリニック数も瞬く間に増えました。

しかし患者数が増えると、待ち時間の増大やイレギュラーな事態などの問題も生じます。

そこで当グループが何より先に取り組んだのは、業務マニュアルを整備することによるサービスの標準化でした。

当グループの診療体制を気に入っていただき、非常勤から常勤に切り替えられた高市幸彦先生は、クリニック内の体制について次のように話します。

「グループのクリニックにヘルプに回ることもありますが、いつどの医師が見ても分かるように電子カルテの入力方法はフォーマット化されています。
数多くのスタッフが働くうえで、一定のサービスの質を保てているのはマニュアルがあればこそ。

それだけではありません。

業務の流れを統一する一方で、スタッフたちは患者さんから得た声をもとに自らマニュアルを改善しています。

実践的なマニュアルを確立しながらも、進化を続けるからこそ、多くの患者さんが来院されているのだと思います。」
(高市幸彦先生)

このように当グループでは一定のサービスの質を保つため、マニュアルのブラッシュアップを行い、常に運営の改善向上を心掛けています。

「つらいとき、すぐに」受診できるしくみを日本中へ

精神科医療へのイメージ払しょく以外にも、医療費削減のためには、精神科病院で長期入院させるのではなく、早期に社会復帰させていける状態を全国的に広めて行く必要があると考えています。

だからこそ、誰もが通いやすいメンタルクリニックをもっと広範囲で展開しなければならないのですが、
まだまだ立地の関係で通えない患者さんがたくさんいるのが現状です。

実際に関西や九州から通院されている患者さんもいますし、遠方の患者さんからは『近くにクリニックを作って欲しい』という要望もいただいています。

そうした方々に応えられる組織にしていくためには、先生方に当グループで院長になるでも、学んだ後に個人開業するのでも、
あるいはフランチャイズ的に当グループの診療体制を真似てもらっても良いと思っています。

精神科医療の閉鎖的なイメージを変え、日本の医療に少しでも貢献したいと考えている方であれば全力でバックアップさせていただきます。